肌のくすみとは、透明感や明るさが失われ、顔が暗く見える状態です。
主な原因と対策を3つ紹介します。
1つ目は、乾燥によるもの。肌表面の滑らかさがなくなり、ツヤや透明感が少なく、くすんで見えます。過剰な洗顔、エアコンによるもの、不十分なスキンケアなどで乾燥がおこります。対策は、次のとおりです。洗顔はゴシゴシこするのではなく、泡で包むように優しく洗います。エアコンによる乾燥を防ぐため、直接風が当たらないようにします。冬場は、加湿器を利用しましょう。スキンケアについては、洗顔後、十分な化粧水で保湿し、美容液を塗り、最後に乳液かクリームで蓋をします。
2つ目は、紫外線によるもの。紫外線を浴びると、肌を守るため、メラニンという物質が生成されます。これが、くすみの原因となります。対策は、日焼け止めクリームを塗る、帽子を被るなど、肌に紫外線を当てないことです。
3つ目は、生活習慣の乱れによるもの。バランスの悪い食事や睡眠不足、運動不足が続くと、血行不良になったり、肌の代謝に必要な栄養素が足りなくなったりして、肌のくすみにつながります。対策は次のとおりです。食事は、ごはんやパン、麺類などの主食、肉や魚、卵などの主菜、野菜や海藻などの副菜を適量ずつ、バランスよくとることを心掛けます。十分な睡眠で、疲れをとります。運動を習慣にし、血液の循環を促します。