インナードライ肌とは、一見オイリー肌でベタついているように見えますが、角層の中は乾燥している状態です。内部に水分が不足して乾燥しているせいで、過剰に皮脂が分泌され、肌表面がオイリーになっている状態です。

インナードライ肌の人は、一見オイリー肌に見えるので、間違ったスキンケアをしている場合が多いです。皮脂が多いから、乳液やクリームを控えることもあるでしょう。しかし、化粧水だけでスキンケアを終了すると、より内部乾燥が進み、インナードライ肌を加速させる原因となってしまいます。

インナードライ肌を改善するためには、化粧水をたっぷりつけて、蓋をすることです。化粧水は、メーカーが推奨している量をたっぷりと浸透させます。少量を何度も重ねづけすることによって、化粧水が肌にしっかりと入っていきます。その後、クリームや乳液で蓋をします。ベタつきが気になる場合は、少量でも良いですが、出来るだけ推奨されている量を塗布しましょう。特に夏場でベタつきが気になる人は、ジェルタイプの保湿剤でも良いでしょう。とにかく、化粧水だけのスキンケアを避けることが重要です。

角層の水分を十分に保つことで、余分な皮脂が出にくくなり、インナードライ肌が改善に向かいます。自分の肌をしっかりと見極め、丁寧にお手入れすることで理想の肌を手に入れましょう。